こんにちは(*^_^*)
今年のはじめに海外から帰国されたばかりの方が
不妊症相談に来られました。
30代後半に海外で不妊治療をされ、
第一子を出産されました。
海外にいらっしゃる時から漢方薬を服用したいと
思っていたそうです。
現在は40代で第二子希望です。
海外でも不妊治療をされていました。
そのお客様は第一子を妊娠された時は
30代後半という事もあり日本ではまだまだ
一般的ではありませんが、
胎児診断を受けられたそうです。
そして、
倫理的な問題で日本産婦人科学会では
禁止されている
着床前診断も、高齢という事もあり、
当然のようにされたそうです。
国が変わると
こんなにも治療や診断のスタンダードが変わるんですね。
ひとつ興味深いお話は
着床前診断で
染色体異常と思われる胚であっても移植を行うと
流産せず、出産し
健常な赤ちゃんを出産される事もあるそうです。
(染色体異常の受精卵の流産率が100%ではなく
97%以上という事を考えればもっともなことですが。)
そのために染色体異常と思われる受精卵を
流産の率は高いけれども
御夫婦がよく考え納得された場合は
移植をするケースもあるそうです。
日本ではもともと禁止されていることなので、
できない前提ですが、
できるとなれば、
いろいろなケースがあるという事ですね。