こんにちは。

先日48歳で無事にご出産されかお客様が

ご主人と一緒に

赤ちゃんを連れてご来店頂きました。

初めて相談に来られたのは42歳の時ですから

約6年間のお付き合いになります。

もちろん大切なとてもありがたいお客様ですが、

私にとっては同志というか同じ目的に向かって進む仲間のような気持ちになっていました。

体外受精で何度か妊娠されましたが途中で流産され、

高齢妊娠での流産は、

染色体異常が原因でしょうと、病院で説明されます。

年齢という厳しい現実を受けとめながらも

あきらめるといった様子はありませんでした。

つらい状況の時はどう言葉をかけたらよいか

悩むこともたくさんありました。

２年前、

このまま同じ治療を続けるかどうか悩まれていた時

県外の詳しい不育症の検査をしている病院で

不育症のオプション検査をしてみたらどうでしょうとお勧めしました。

そしてその検査をされて

３項目で基準値外という結果が出ました。

ヘパリン、アスピリンを使用して

体外受精にて移植をされました。

1度目の移植は・・・

妊娠されましたが途中で流産されました。

この時の流産後

お客様が生活習慣の

あれがいけなかったのかな、これがいけなかったのかって考えてしまい

涙がでて止まらずにいた時

ご主人が

「〇〇ちゃん（奥様の名前)が悪いんじゃないよ。」

って言ってくれたそうです。

この話、今思い出しても、

涙が出そうになります。

そして、

2度目の移植は・・・

もちろんヘパリン、アスピリン使用で

妊娠され無事にご出産されました。

妊娠後も安胎を目的とした漢方薬を服用いただきました。

高齢での妊娠、出産ですから、ご出産されるまでまではらはらドキドキ、

本当に無事にご出産されて良かったです。

6年間あきらめずに頑張ってこられたお客様と

その気持ちにいつも寄り添い、協力されたご主人に

本当に頭が下がります。

現在2か月、男の子です。

すくすくと育って元気な赤ちゃんです。

抱っこさせてもらい記念撮影もしました。

お客様が

「片山さんが不育症の検査を勧めてくれて本当に良かったと思います。」

子育てはこれからがスタートですから、

いろいろなことがあると思いますから、また相談にのってください。」

と言って頂き帰られました。

ベビーカーを押してご夫婦で帰られる後姿をお見送りして

とても勉強させてもらった6年間だったと感じました。

お子さんのご成長とご家族のご健康をお祈り申し上げます。