<<ご相談内容>>
もともと生理痛ひどく、吐き気などの症状もあり、低用量ピルを4年間服用していた。
結婚を機に服用を中止すると、生理が来なかったため、婦人科を受診。
ホルモン検査と、エコー検査から多嚢胞性卵巣症候群と診断を受けた。
その後4周期(4か月)排卵誘発剤を使い、タイミング療法をしたが、妊娠には至らず。
4回目は卵胞が育たず、リセット。
病院での治療はお休みして、漢方薬で体質改善しながら、妊娠したいとご相談に来られました。
浮腫みや倦怠感不安感などの症状がある。
<<処方1>>
活血剤、理気剤、化痰剤を服用いただいた。
<<経過1>>
疲れやむくみが改善された。生理も30日周期できた。
排卵がおき、生理周期もほぼ正常だったこともあり、不安感などの症状もなくなった。
気持ちがまえむきになれた。
<<処方2>>
処方1と同処方。
<<経過2>>
漢方薬服用開始から約2か月で妊娠された。
<<考察>>
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の為、排卵障害で妊娠が難しい状態でした。
漢方薬で卵子の状態が良くなり、正常に排卵するようになり、妊娠に至りました。