自律神経失調症
自律神経とは
それぞれの神経がバランスで私たちの身体を健康的に保ってくれています。
ところが、精神的なストレスが続いたり、環境の変化など、知らず知らず積み重なって
自律神経のバランスが崩れ様々な症状が出ます。
《例えばこんなことはありませんか?》
不規則な生活が続く
食生活の乱れ
体質の変化やホルモンバランスの乱れ(女性はホルモンバランスは変化しやすいと言えます)
出産後気持ちが不安定になり体調が戻らない。
更年期にさしかかり、体調が悪くなった。
上記以外にも、遺伝的な体質も関わります。
検査をしても異常がなく、慢性的に様々な症状が続くため、憂うつになったり不安になることが多い。外見では健康な人との区別が付きにくく、
他人に理解してもらえなかったり、健康だった頃の自分との落差に悩まれる方も多くいます。
《症状としてこんなお悩みはありませんか?》
漠然とした不安感が続く。
寝つきが悪く、いつも睡眠不足な気がする。
途中で目が覚める、その後眠れない。
夢が多く熟睡感がない。
検査をしたが異常はなかった。
だるくなったり、疲れやすいく元気が出ない。
食欲がなく、いつも胃腸の調子が悪い気がする。
肩こりや頭痛がひどく、イライラする時がある。
動悸や息切れで苦しくなる時がある。
以上のお悩みの他にも、一人一人原因も症状も違います。
漢方では、自律神経の働きを調節する働きの生薬などを使い、
心を含む全身に働きかけますので、様々な症状の方でも適したものをお選びできます。
《自律神経失調症のタイプ》
自律神経失調症やうつのご相談は以前は女性の方が多かったのですが、最近は仕事での身体的、精神的ストレスからか男性の方も増加しています。
真面目な方ほど、会社でも、家庭でも弱音を吐けず一人で頑張りすぎて、心と身体に負担がきているのかもしれません 。
症状は様々ですが漢方的、中医学的に分類すると、
漢方
加味逍遥散(かみしょうようさん)
四逆散(しぎゃくさん)
漢方
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)
漢方
酸棗仁湯(さんそうにんとう)
帰脾湯(きひとう)
漢方
六味地黄丸(ろくみじおうがん)
天王補心丹(てんのうほしんたん)
この様にタイプによって適応する処方が違ってきます。
自律神経失調症やうつでお悩みの方は一人で悩まずお気軽にご相談ください。