5Aug
こんにちは。
下咽頭癌とその後の治療の続きです。
下咽頭癌と診断され、
遠隔転移や、リンパへの転移がないか確認するために
PET検査をしました。
PET検査の結果をふまえて、
放射線科医の先生から、放射線治療についての
説明があるとの事で、
「どうか転移がありませんように‼」
と、祈りながら診察室の前で待っていました。
いよいよ診察室に呼ばれると、
先生が
「甲状腺にも癌がありましたね。」
え~~~~~
「転移ってことですか?」
「いえ、これは全く別に発生したもので、
いわゆる多重癌ですね。
ただ小さいですし、甲状腺がんは
急激に大きくなったりするものでは無いので、
下咽頭癌の術後の追加治療を優先しましょう。
この甲状腺がんは1センチ以下なので、
CTやMRIではわからないと思います。
PET検査をしたからわかりました。
わからずに何年もほっておいて、
その結果、大きくなったり、
他に転移していたりという事に
なったかもしれませんから、
下咽頭癌があったから、解ったと思えば、
むしろ良かったという考え方もできます。」
なるほど~
他にも癌があったという事はショックでしたが、
そう考えると、早くわかって良かったと
思えました。
そして、PET検査では転移なしという事にから、
放射線治療と抗がん剤治療が
同時に開始されることになりました。
咽頭癌の放射線治療は
喉に放射線を当てるので、
咽頭粘膜炎、つまり喉がただれて
やけど状態になる方が多いという事でした。
漢方薬局で薬剤師をしているので、
副作用軽減のために
漢方薬をこの時ばかりは、
多種多様服用しました。
次は放射線治療時に副作用軽減のための
漢方薬を紹介していこうと思います。