19Aug
こんにちは。
お盆休みはいかがお過ごしでしたか。
私は実家でのんびりしました。
放射線治療、抗がん剤治療副作用軽減のための漢方薬①
の続きです。
抗がん剤治療と、
放射線治療が同時に始まり、
約2か月間1日2グレイを
月曜日から金曜日まで毎日通院し、
トータル70グレイ照射します。
放射線治療によって
のど粘膜がやけどのようになると、
食事もとれない、水も飲めない状態になり、
治療継続ができなくなる方もあるそうです。
それだけは避けたいので
多種多様の漢方薬を服用しました。
その中のひとつが
金羚感冒散です。
金羚感冒散はのど粘膜の腫れや痛み、
熱をとるはたらきがあります。
また口内炎などの粘膜の炎症に効果があります。
一般的にはのどが腫れて痛むときの
風邪に用いる処方ですが、
中医学では異病同治という考え方があって、
違う病気であっても、
治す証(患者の病気の状態)
が同じであれば、同じ処方を使うという考えで、
つまり、
風邪ではなくても、
喉の赤み炎症(表熱)があれば
金羚感冒散を使うことで、
放射線治療によるのど粘膜の炎症を
抑えることができるという事です。
治療中に、一度だけ、
口の中に口内炎ができ、
やばい、ここから炎症が広がっちゃうかも‼
と思ったのですが、
2~3日でその口内炎も治り、
喉の痛みを感じることなく、
約2か月の治療を終えることができました。
放射線治療部門にいらっしゃる看護師さんが、
治療が進んでいっても
私がのど粘膜が炎症を起こさないので、
不思議に思っていろいろと聞かれました。
漢方薬を服用していますとお話すると、
「やっぱり!!
ぜったい他の人と違ったことしてる
と思ってましたと・・・」
漢方薬に感謝感謝です。
次も漢方薬を紹介していきますね。
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