こんにちは
今日は不妊症の原因の1つ
多嚢胞性卵巣症候群(PÇOS)
(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
についてです。
若い方の不妊症はPÇOSの方が多くの
割合をしめます。
PÇOSとは卵胞はある程度育つのに、
未熟で成熟できる卵胞が少ないために
排卵障害となります。
またPÇOSはグレーゾーンが広く
①少し遅れて排卵する、
②かなり遅れて排卵する
③たまに(2~3か月に1回)排卵する
④全く排卵しない
など、重症度も違ってきます。
病院で検査すると
ホルモン値に異常があったり
エコーで見ると卵巣に沢山卵胞があるということで
診断されますが
●生理不順、あるいは無月経
●オリモノが多い
●基礎体温がギザギザ
などがある方で検査を受けていない方は
その可能性を疑ってみてもいいかもしれません。
多嚢胞性卵巣症候群(PÇOS)に対して
漢方薬は・・・
身体の中の余分な水分である痰湿をとる薬、化痰剤を基本とし
血を巡らせて排卵を促すために、
活血剤を使うことが多いです。
もともとストレスが原因であるなら
疏肝理気剤などを組み合わせる事も必要になってきます。
以前相談に来られてた方で
漢方薬が早くに効果が出た例です。
早すぎて、たまたまじゃない???
と疑うくらい早かったです^^
30歳 で 結婚2年
もともと30~45日周期だったのが
引っ越しのストレスもあって、無月経に
病院の検査でPÇOSと診断される
プラノバールでリセットしたが
リセット後も基礎体温はガタガタで
月経周期30日目でも排卵する気配はなく
不正出血が続いている
漢方薬は
活血剤の芎帰調血飲第一加減、
化痰剤の温胆湯
理気活血剤の逍遥散
を処方しました。
服用から
20日目で基礎体温が上がり排卵し
生理が来て
その月経周期15日目位に排卵し
その周期に妊娠されました(^0^)/
そして無事出産されました(^0^)/
漢方薬が効いたと思うには早すぎる気もしますが
◎リセット後もなかなか排卵しなかったものが排卵し
◎続いていた不正出血も止まり
◎次の周期は
もともと遅れがちな排卵が15日目でおこり
◎結果妊娠ということは
漢方薬がきいたに違いないと
確信しています^~^
妊娠がわかった時
「引っ越してストレスはたまるし
生理は来ないし、不正出血は続くし
不安でいっぱいでした・・・
ここに来てよかったです。
ありがとうございます。」
と言われた時、
感無量!!
こちらこそ
ありがとうございます(^人^)
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