流産の予防に漢方薬

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

こんにちは。

嬉しい妊娠報告がありました。

漢方薬を服用から、2ヶ月服用後に妊娠されました。

2年前に1度妊娠されましたが初期に流産されています。

その後病院で不妊治療をされていましたが、

その後は、妊娠に至っていませんでした。

甲状腺機能低下もある為か、

いつも、軟便気味で、浮腫みやすい体質。

以前の妊娠と時は、妊娠中下痢が続き、その後流産され

その事を非常に気にされていました。

漢方薬の服用1か月経過では、まだ軟便や浮腫みがありましたので、

処方を変えたところ、下痢や浮腫みが治まりました。

そしてその1か月後自然妊娠されました。

妊娠中の現在も下痢や浮腫みもなく、

悪阻はあるものの安定しています。

以前は脾胃気虚の状態で、胃腸障害や下痢になっていたと思われます。

そして、気の作用の1つ、固摂作用の不足から、

不正出血などが起こりやすく

流産しやすい状態になっていたと思われます。

 

現在は9週目で以前流産された7週は過ぎ一安心ですが

安定期を過ぎ、出産に至るまではまだまだ、

先のことです。

無事、可愛い赤ちゃんをご出産されることをお祈りいたします。