こんにちは(^_-)-☆
先日、
不妊症相談に来られたお客様、
今までの治療経過や体調などを
お伺いしていましたが、
家庭環境などのお話にになり、
「実は、不妊症も悩みですが、
最近はイライラがひどく、
そちらも不妊症と同じくらい悩みが深く、つらい。」
と、おっしゃいます。
ご主人のご両親との同居されており、
ご主人には奥様の気持ちを
なかなか理解されてもらえないそうです。
不妊症というだけでもかなりのストレスですが、
そのうえ家庭環境がストレスになっているのでは、
大変だと思います。
別のお客様も、
結婚してお姑さんと、
ご主人のお姉さんがいらっしゃるお家に同居となり、
しばらくして、ご主人が単身赴任・・・
1つの家にお姑さん、ご主人のお姉さん、お嫁さん
の、女3人で生活するって、
想像しただけでも、大変そうです(>_<)
「いい人たちだと思っていたけど、
一緒に生活すると違っていました。」
と、ぼそりと言われました。
その方は、現在は別にマンションを借りて、
ご主人と二人の生活になりました。
ご相談のお客様は、
ストレスからか、月経周期が短くなり、
高温期が長く続かない状況になっています。
別居したほうがいいに決まっていますが、
いろんな理由から、今はそうできないのが辛いところです。
以前もストレスと不妊症について、
何度かブログで書かせて頂きましたが、
女性ホルモンを分泌させる為の指令系のホルモンは
脳から出ていますから、
ストレスにより、指令系統が上手くいかなければ、
ホルモンバランスは崩れます。
ストレスから、
高プロラクチン血症になったり、
多嚢胞性卵巣症候群になり、
不妊の原因になる事もあります。
しかし、ストレスの原因になっている環境が
変えられないという方には、
漢方薬の出番です。
イライラ、憂鬱感、抑うつ感、
緊張感、ヒステリックな状態などを
中医学では
肝気鬱血といい、
その改善の為の漢方薬は疏肝解鬱剤です。
柴胡疏肝湯
四逆散
加味逍遥散などが
それにあたります。
先程のお客様にも服用頂くことに
なりました。
環境は簡単には変えれないけれども、
このイライラ、どうにかしたいという方は
疏肝解鬱剤の服用をお勧めします。
上手くストレスを流せるような身体にしていく事が
不妊症の解決の糸口になるかもしれませんね(^^♪