高プロラクチン血症のご相談

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

高プロラクチン血症のご相談のお客様から、

妊娠されたとの嬉しい報告がありました。

結婚されて3年が経過していました。

病院で検査したところ、プロラクチンが40と高値を示していました。

カベルゴリンを処方されましたが、

副作用がきつくて継続して服用することができませんでした。

プロラクチンは乳汁分泌ホルモンで、

産後に赤ちゃんにおっぱいを上げているときにたくさん出ます。

授乳期は高値でも良いのですが、

妊娠を希望している方が高値だと、排卵障害になったり、

妊娠しにくい身体の状態になります。

またストレスが多くなると高くなると言われています。

ですから出産後、次のお子さんを希望されている方は、

出産後1年をめどに授乳をやめることをお勧めします。

寝るときだけ・・・

とか

ぐずるときだけ・・・

とか、

なかなか断乳にふみきれないのはわかりますが、

そこは心を鬼にして、お母さんに頑張ってもらいたいです。

プロラクチン値が高い方にお勧めしているのは、炒り麦芽です。

炒り麦芽は断乳に使われますが、

もちろん授乳していなくても高プロラクチン血症の方に効果があります。

先述のお客様も炒り麦芽を服用いただき、

プロラクチン値は20位に下がり、妊娠されました。

高プロラクチン血症でお悩みの方はお気軽にご相談ください。