<<ご相談内容>>
第2子を希望して2年経過。
タイミングや人工授精でも妊娠に至らず
体外受精で採卵し、胚4個凍結できた。
2回移植したが妊娠に至らず。
(1回は化学流産と思われる)
漢方薬を服用して体調を整えてから、
移植にチャレンジしたいとご相談に来られました。
体調に大きな問題はなさそうでしたが、
胃腸が弱いこと、疲れやすい、冷え性
もともと卵巣嚢腫があり
自己免疫疾患をお持ちでした。
<<処方1>>
移植までに1か月以上あるとの事でしたので、
活血剤、補気健脾剤、散寒剤を服用いただきました。
<<経過1>>
疲れやだるさ、冷えなど以前より改善され、
冷えや胃腸の調子も良くなってきた。
<<処方2>>
1週間後に移植の予定の為
柴胡剤、気血双補剤、シベリア霊芝を服用頂いた。
<<経過2>>
陽性判定、胎嚢確認ができました。
<<処方3>>
安胎を目的とした漢方薬を継続して服用。
<<考察>>
初回相談の際は、移植までに1か月以上あるという事でしたので、
活血剤で、子宮や卵巣の血流を改善し、
補気健脾剤で、胃腸や体力をつけ、
ベースの体調を整えるようにしました。
そして、移植が1週間後になってきたので、
着床を助けてくれるように、
気血双補剤、もともと自己免疫疾患を持っていらっしゃったので、
過剰免疫の可能性もあると感じ、
柴胡剤やシベリア霊芝を服用いただき、
妊娠判定となりました。