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降圧剤と認知症

こんにちは(^_-)-☆

先日、

70代のお父さん、お母さんの漢方相談

お嬢さんが来られました。
お父さんが最近、ちょっとした事で激昂したり、鬱気味になったり、
物忘れもするようになってきたそうです。
糖尿病高血圧をもっていらっしゃいます。

そして、お母さんも高血圧
物忘れが、お父さん以上にひどいそうです。
その事がお父さんの激昂の
原因のひとつになっており、

お父さんがお母さんを怒りとばして、いると(*´Д`)

お二人とも、病院から多種類の薬がでており、
降圧剤が何種類も出ています。
高血圧の方に降圧剤はもちろん必要ですが、

これだけの降圧剤を長期間服用すると、

認知症や物忘れや鬱傾向に影響

しているのではないかと感じます。

高齢化がすすむなか、
心身共に、健康で長生きするためには

出された薬を飲み続けるだけでなく、

運動や、食事の改善をする事で、

降圧剤をへらす、むやみに増やさないという、

努力が必要なのではないかと感じます。
お嬢さんはこの状態を改善したいと思ってますが

御高齢で頑固になってしまったお父さんは、

「生活を改めたほうが良い」

という

忠告を簡単には受け入れようとはてくれません。

そこで、漢方薬でなんとかならないか

と考え、ご来店頂いたようです。

漢方薬は、

平肝熄風、理気、解鬱作用

釣藤散を服用頂くことにしました。

釣藤散は高血圧動脈硬化に対しても使用し、

最近では認知症老人性の鬱に対しても使われます。

御高齢のご両親が、これからの人生を、

毎日のように、怒ったり、鬱になった状態で生活するのでは

悲しいですね。

漢方薬が、一助の光になって欲しいと願うばかりです。

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