25Aug
こんにちは。
放射線治療、抗がん剤治療副作用軽減のための漢方薬②
の続きです。
下咽頭癌術後の、追加治療で
最初の23回は転移しやすいリンパ節領域を含めた全頸部照射を行い、
その後は、病変に絞って照射を16回行い
トータルで70グレイ照射しました。
その時に使用していた漢方三つ目は
百花蛇舌草です。
百花蛇舌草は清熱解毒、散瘀消腫のはたらきがあり、
昔から癌に用いられてきた生薬です。
イスクラ産業製造の散積宝は百花蛇舌草と同様の働きの、
半枝連、龍葵に加えお種人参が配合されています。
散積宝は人参などが免疫力を高め、百花蛇舌草や半枝連が病邪を追い払いという
不正祛邪の考えで作られた処方と言えます。
放射線治療、抗がん剤治療の副作用軽減の為だけでなく、
癌の再発、転移の抑制に働くと考え服用していました。
約2か月の治療中、これらの漢方薬、中成薬のおかげて、
咽頭炎にならず、白血球数が減少することもなく、
無事に治療を終えることができました。