ストレスと不妊症

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

こんにちは

不妊症相談のお客様。

何度かお話しているうち、
漢方や身体のこと以外も
お話するようになってきました。

そのお客様が
ご主人のお母さんに、

ご主人のお兄さんのお子さんが3人いるので、

一番下のまだ生まれたばかりの赤ちゃんをもらったら、

と言われたそうです

それも、

親戚が集まっているみんなの前で

さらっと

世間話の一部みたいな流れで

いまどき
息子のお嫁さんにそれだけ
ずけずけ言う人いるんだな~

とびっくりしました

そこまでひどくなくても、

不妊治療にはストレスがともないます。

ストレスは女性ホルモンに好ましくない影響を与えます。

FSH「卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)、

プロラクチン

は脳下垂体から分泌されます。

ストレスがそれらのホルモンに影響して、

排卵障害や、高プロラクチン血症やその他の
ホルモンバランスの崩れに
つながります。

またこんなにすごい事言うお姑さんが
いなくても、
不妊治療そのものが、
ストレスという方が多いと思います。

よって

不妊症の方にお出しする漢方薬は

理気剤や疏肝解欝剤をベースに使うことが多くなります。

逍遥散(しょうようさん)

女神散(にょしんさん)

などです

瘀血(内膜症や生理痛、)
血虚(顔色が悪い、貧血)
気虚(胃腸が弱い、身体がだるい)

などがあれば、

それに対応した処方ももちろん合わせて使います。

しかし、

先ほどのお客様、
お姑さんからのストレスを跳ね返し
みごと妊娠されました

きっと理気剤が効いたんでしょう

いやいや

ご本人の努力のたまものです(≧∇≦*)o

今日はちょっと

難しい話になりましたが、、、

最後に桜

14.03.25.


お家の庭に咲いた早咲きの桜を

お客さんが持ってきてくれました

桜を見て

リラックス~(´ω`*)