不妊症体験談(38歳)多嚢胞性卵巣

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

結婚して5年経過したが妊娠しないため
不妊治療専門クリニックで検査を受ける。

PCO(多嚢胞性卵巣)
と診断される。
卵管造影検査は問題なし。
タイミング療法を3周期したが
妊娠には至らず。

漢方薬を試してみたいと
ご来店。

生理前に気分が沈む、
寒がり、疲れやすい、
生理痛がひどい。
月経周期は35日前後。
疲れるとのどが痛くなり
熱が出る。

<<処方1>>

活血剤、気血双補剤、
シベリア霊芝

<<経過1>>

生理痛はかなり軽くなり
疲れも以前より楽。
月経周期も30日と
排卵も以前より早くなった。

<<処方2>>

体調良好より
処方1と同処方

<<経過2>>

生理予定日になっても
生理が来ないため
妊娠検査をしたら陽性が出た。

安胎を目的とした
漢方薬に切り替えて
服用継続。

<<考察>>

結婚して5年経過していたが
今まで妊娠に至らなかったのは
多嚢胞卵巣の為と思われます。

漢方薬服用で活血し
痰湿をとることで
2か月という短い服用期間でしたが
卵の状態が良くなり
妊娠に至ったと考えます。