嬉しい妊娠報告

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

 

こんにちは。

先日妊娠されたとの嬉しい報告がありました。

年齢は35歳、結婚されて5年が経過

治療は3年前からされています。

ここ最近は6か月間、ホルモン療法されていますが

妊娠に至らずご相談に来られた方です。

月経周期が35日、排卵が遅く、基礎体温は高温期が安定せず

冷え性、サラサラとしたオリモノがいつも多く、生理痛がひどい。

片方の卵管が閉塞気味。

多嚢胞性卵巣との診断は受けていないとのことでしたが

生理3日目のホルモン値からは、多嚢胞性卵巣の傾向が見られました。

胃腸が弱く、睡眠も浅く、全体的な機能低下によって、

体調も良くなさそうに見えました。

漢方薬は胃腸を整える補気健脾剤

身体を温める散寒剤などを服用いただきました。

漢方薬を服用開始されてからは、胃の調子も良く、

睡眠も改善され、それとともに排卵も通常の14日目となり、

基礎体温の高温期も安定してきました。

そして漢方薬服用から3か月で自然妊娠されました。

このように漢方薬で全体的な機能の低下が改善され、

妊娠される方もいらっしゃいます。

もちろんもっと妊娠には期間がかかる方の方が多いですが・・・

検査をしてもこれといったはっきりとした不妊の原因はないが

数年経過しても妊娠に至らないという方は、

漢方薬で体調を整えることで妊娠に至るケースもあります。

お悩みの方はお気軽にご相談下さい。