29Jul
こんにちは。
下咽頭癌とわかるまで⑤
の続きです。
手術からちょうど1週間経過した日
切除した組織検査の結果が出ました。
先生から説明がありますので、
ご主人を呼んで下さいとの事。
主治医はちょっと言いにくそうに、
「下咽頭癌でした。病期はⅡ期です。
癌の場合、通常は
腫瘍から余裕をもって大きく、切除しますが、
喉は薄いので、
大きく切除すると穴が空いてしまため、
ギリギリのところを切除しています。
そのためもしかしたら癌が周囲に残っているかもしれない、
そのため手術はしましたが追加治療、
抗がん剤と放射線治療を
した方が良いと。
抗がん剤は
ts-1かシスプラチン、
放射線治療は2グレイを35回
トータル70グレイ。
退院後PET検査をして、
遠隔転移がないか確認したら
治療をスタートします。」
と言いにくそうではありましたが、
いっきに説明されました。
癌と言われた時の私の気持ちは
もちろんショックですが、
頭真っ白‼というわけではなく、
その後の治療の事など、
思いつくまま、
先生に質問しました。
隣にいた主人は、というと、
「はー」と頭をうなだれ、
もう使いものにならない状態
私がしっかりしなきゃ、
と頭フル回転で、思いつくまま質問しました。
その後先生が出て行って、
2人でなごみ堂の営業をどうするか、
などを少し話ました。
その後主人が帰り、
私は病室に戻り、
TS-1、シスプラチン、放射線治療について、
副作用の事など
深夜まで鬼検索しました。
するとユーチューブや
闘病ブログなど、
実際に放射線治療や抗癌剤での治療をされている方の
生の声が聞けてすごーく参考になりました。
そのためか、自分の中で、気持ちの整理もでき、
思ったより良く寝れました。
この日の夜の事は一生忘れないと思います。