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男性不妊とは?精子の質を高める生活習慣と漢方薬局での体質改善

妊活というと女性の問題と思われがちですが、実は不妊の原因の約半数は男性側にあるといわれています。
精液検査では「異常なし」と言われても、なかなか妊娠に至らず悩んでいる方も少なくありません。

精子の質は、生活習慣やストレス、自律神経の状態などの影響を受けやすく、検査だけでは見えにくい要因が関わっていることもあります。

また近年では、西洋医学の治療に加えて、体質改善という視点から漢方を取り入れる方も増えています。

この記事では、男性不妊の原因や精子の質に影響する生活習慣、漢方での考え方や改善事例についてわかりやすく解説します。

1.男性不妊とは?西洋医学での原因と現状

妊活というと女性のイメージがありますが、実は不妊の原因の約半数は男性側にあることがわかっています。最近は結婚前に男性がブライダルチェックのため、泌尿器科で事前に検査をするという方も増えています。

●男性不妊の定義は
1年以上妊娠しない場合、男女双方の原因を含め「不妊症」と診断されます。

●西洋医学的な主な原因は
造精機能障害、性機能障害、精路通過障害、精索静脈瘤

病院での検査で「異常なし」と言われるケースが多い理由は精子は日ごとの変動が多いため、検査結果は問題なしであっても、実際の精子には問題がある場合もあります。

 

2.精子の質を左右する生活習慣とストレス

精子は生活習慣や自律神経の状態に左右されるため、日常生活を見直すことも大切です。

◇睡眠不足(精子の生成は睡眠中に促されます。睡眠不足は直接精子の量や質を低下させます。)
◇喫煙(活性酸素が増え精子のDNA損傷につながります。)
◇飲酒(過度の飲酒はホルモンバランスの崩れにつながります)
◇肥満の影響(肥満は女性ホルモンが相対的に増え、精子数や、運動率の低下につながります)
◇自律神経の乱れと精子生成の関係(ストレスがかかると、自律神経の交感神経が優位になり、精巣への血流が低下します)またストレスから勃起や射精機能に影響が出ます。

検査上では問題がなくても、精子の質の低下や、ストレスや疲労などによる、一時的な機能低下がある場合もあります。

 

3.漢方で考える「男性不妊」|精力・腎の不足

漢方薬で体質改善をはかり「精の質」を底上げすることが可能です。
中医学では精子や卵子は五臓(肝 心 脾 肺 腎)の中の「腎」が生殖に影響すると考えられています。

 

「腎虚」
「腎」のエネルギーが弱い状態を「腎虚」といいます。腎虚になると、精子自体を作る力が弱く、造精機能障害、性機能障害の原因にもなります。

 

 

 

また身体の構成要素を(気 血 水)に分けて考えます。気血水の流れがスムーズで、気血が充実していることで精子や卵子の質を底上げします。

「気虚」
エネルギー不足で精子を作る力の低下、疲れやすく、胃腸が弱いといった症状がある。

「お血」
血流が悪く精巣に栄養が行き届かない状態。精巣の血流が低下すると精子の質が落ち、運動率の低下や奇形率上昇の原因になる。

「気滞」
ストレスによる気の流れが滞った状態。緊張や不安で、勃起しづらい、射精障害の原因となる。また交感神経が優位となるため、「お血」を引き起こすこともある。

「血熱」
局所の熱が精子の質を低下させる。

「痰湿」
身体に余分な湿(老廃物やよどみ)がたまっている状態。甘い物、お酒の過剰摂取が原因となることが多い。

西洋医学の男性不妊の原因を中医学的な体質に当てはめると

造精機能障害・・・「腎虚」「気虚」「お血」

性機能障害・・・「腎虚」「気滞」

精路通過障害・・・「お血」「痰湿」

精索静脈瘤・・・「お血」「血熱」

が考えられます。

これらの西洋医学では見逃されがちな体質的な不調を漢方薬で改善する事で、精子の質を底上げします。

 

4.男性不妊に用いられる代表的な漢方薬

補腎剤:参馬補腎丸(じんばほじんがん)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)

腎精の強化・冷え対策

 

疏肝理気剤:柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

ストレスや自律神経の乱れ改善に

 

活血剤:環元清血飲(かんげんせいけついん)、田七人参(でんしちにんじん)

瘀血改善、血流改善

 

湿熱を改善:竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、猪苓湯(ちょれいとう)

炎症を改善、奇形率が高い方など

 

5.症例紹介・改善事例|検査で異常なしのケースでも改善

35歳男性

精子数・運動率ともに正常だが妊娠に至らず、漢方服用で奥様が妊娠されたケース

<<ご相談内容>>
結婚して5年が経過。タイミング療法で妊活していたが妊娠に至らず。夫婦ともにホルモン検査や精子検査、卵管造影検査などは問題ない。奥様は冷え性、仕事のストレスから生理周期が乱れることがある。
ご主人は営業職のため、お酒を飲むことが多く、ストレスがあり疲れがたまりやすい。

<<漢方薬服用後>>
ご夫婦ともに生殖機能改善の補腎剤や、ストレス緩和を目的とした疏肝理気剤などを、それぞれの体質に合わせた処方で服用いただいた。
3か月経過で奥様は冷えが以前より良くなり、生理周期が安定してきた。ご主人はイライラすることが少なくなり、寝起きが楽になった。
ルナルナアプリで基礎体温をつけながらタイミングをとり、漢方薬服用から4か月で自然妊娠されました。

 

42歳男性

疲労感・性欲低下があり、漢方服用で体調が向上し、体外受精にて奥様が妊娠されたケース。

<<ご相談内容>>
奥様は36歳、2年前より妊活をはじめ、ステップアップして、体外受精や顕微授精をしたが、妊娠に至らず。ご主人の精子の運動率が低く、奇形率が高い。疲れやすく、仕事のストレスもある。精子の質を高めて、再び体外受精にチャレンジしたいとの事。

<<漢方薬服用後>>
漢方薬服用から1か月でイライラや倦怠感が軽減してきた。服用開始から3か月で、体外受精をした。以前より精子の数、運動率が上がり、奇形率が減った。良好胚盤胞を3個凍結でき、その後の移植で妊娠判定陽性に。奥様は妊娠中も順調に経過し、元気な赤ちゃんを出産されました。

 

6.不妊治療の選択肢として「夫婦での漢方治療」を

男性側の不妊の事について書きましたが、女性側の体質や体調に問題がある場合は、夫婦一緒に体質改善する事で、妊娠の可能性がより高まります。
また女性の場合は妊娠に続く出産が控えています。無事に出産を迎えるためには母体の気血の充実が欠かせません。

できればご夫婦で相談頂き、お互いの体質を理解しあうことで「一緒に取り組んでいる」という安心感で継続しやすくなります。また生活改善をするうえでも、改善がスムーズに行いやすく、治療効果が高まります。

 

7.まとめ|原因不明の不妊に悩む男性へ、まずはご相談を

不妊相談は周囲には話しにくく、つい一人で抱え込んでしまいがちです。しかし身体の状態は人によって違うため必要な対策も異なります。なごみ堂では、あなたの体質に合わせた漢方で、妊娠に向けた身体づくりをサポートしていきます。

「夫婦で一緒に体質を整えていきたい」「どこから始めればよいかわからない」という場合もお気軽にご相談ください。漢方薬の郵送にも対応していますので、遠方の方やお忙しい方もお電話で詳しくお伺いしますので、ご安心ください。

気楽にご相談したい方は公式LINEのご登録がおすすめです。

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体質に合わせた漢方薬のご提案など、すべてLINEから簡単に行えます。

一人で悩まずお気軽にご相談ください。なごみ堂では、ご夫婦に寄り添いながら、妊娠出産までの道のりを一緒にサポートします。

 

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