20Jun
こんにちは
今日は福岡は晴れ
気温が30度近くまで上昇するようです。
今日はお気に入り処方⑤
逍遥散(しょうようさん)と加味逍遥散(かみしょうようさん)
です。
逍遥散に牡丹皮、山梔子を加えると
加味逍遥散になります。
加味逍遥散は、より
怒りっぽい、のぼせ、ほてりが強い方に使います。
両処方とも
肝気鬱血(かんきうっけつ)・・・イライラしたり逆に気分が落ち込む
情緒が不安定な状態
気血両虚(きけつりょうきょ)・・・ホルモンバランスの崩れや
身体のエネルギー不足
の証(症状や体質)に対して処方します。
具体的に言うと、
月経周期に伴い出てくる
イライラやPMS(生理前症候群)
生理前の胸の張り
お腹の張り
更年期障害に伴うイライラ、不眠、
不妊症
不妊症の原因にもなる高プロラクチン血症
などの方に処方します。
以前、
ストレスは不妊症に良くない
とお話ししましたが
ストレスがかかるとホルモンバランスが崩れやすくなります。
ストレスのある方の基礎体温表は
ギザギザで針山のようになっている方が多いです。
そういった方に
逍遥散(しょうようさん)や加味逍遥散(かみしょうようさん)
服用いただくと
気持ちが安定してくると共に
針山のようだった基礎体温表が
きれいな2層に整っていきます。
ストレスがホルモンバランスに大きく影響していることが
目で確認できます。
最近、ご主人が原因で奥様が病気になる夫源病
が増えているそうです
逍遥散(しょうようさん)や加味逍遥散(かみしょうようさん)は
少子化にとっても
奥様方の心の安定、
ひいては、
ご主人の居心地のよい家庭環境にとっても
なくてはならない大切な処方の1つでは
ないでしょうか。
夫婦円満そして
世界平和の為にも、漢方薬を皆さんで
飲もうじゃありませんか。
そうだそうだ!!
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