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繰り返すバルトリン腺膿瘍に悩むあなたへ|漢方薬で改善、さらに再発防止の方法

バルトリン腺膿瘍は、膣の入り口付近にある「バルトリン腺」が詰まり、そこに細菌が感染することで炎症や激しい痛みを引き起こす疾患です。
病院では切開や穿刺による治療が行われますが、「何度も再発している」「通院や処置が苦痛」という声も多く聞かれます。

こうした繰り返す膿瘍には、東洋医学の視点で“体質そのものを整える”ことが重要です。
漢方では「清熱解毒(炎症を冷ます)」や「扶正祛邪(免疫を上げ、悪いものを排除)」の考え方に基づいて、あなたの身体の内側から炎症を防ぐアプローチを行います。

1.何度も繰り返すバルトリン腺膿瘍を漢方薬で改善

膣口の近くにあるバルトリン腺がつまり、嚢胞となり、さらにその嚢胞内が感染をおこし痛みや腫れを伴う状態をバルトリン腺膿瘍と言います。
嚢胞の状態では、症状もなく、気が付かない場合もありますが、大きくなったり、膿瘍になると、痛みが生じ、座ったり、歩いたりする時に、こすれたり圧迫されて、ひどい痛みが生じるようになります。
病院での治療は穿刺や切開になりますが、再発することも多く、切開を繰り返し、痛みや通院にストレスを感じる方もいらっしゃいます。

バルトリン腺炎や、バルトリン腺膿瘍になりやすい方は、解毒機能低下の解毒症タイプの方が多く、解毒機能を改善していく、清熱解毒や、清熱排膿のはたらきの漢方薬を服用いただきます。
また、疲れがたまっていたり、免疫力が低下すると、粘膜から細菌感染しやすくなるため、そのような方には免疫力や抵抗力をあげていく、漢方薬を併用頂きます。

 

2.バルトリン腺膿瘍の原因とは?漢方薬の視点から解説

東洋医学には「扶正祛邪」という考え方があります。
抵抗力や免疫を上げ(扶正)ながら病気の原因となる邪気を取り除く(祛邪)という考えです。

そのための漢方薬は

●扶正=抵抗力や免疫を上げる為の補気剤
●祛邪=邪気を取り除くための清熱排膿、清熱解毒剤
    患部が陰部という事から、湿熱をとるはたらきの清熱化湿、利水剤

を使いバルトリン腺膿瘍を改善していきます。

 

3.バルトリン腺膿瘍に使われる代表的な漢方薬は?

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

湿熱タイプ。膿・腫れ・痛みが強い人に。体内の熱や湿を排出します。

荊防排毒散(けいぼうはいどくさん)

炎症体質、膿やできものができやすい人に。繰り返しやすいタイプに効果が期待できます。

三金湯(さんきんとう)

赤みや炎症が強く、痛みを伴う方に適しています。

玉屛風散(ぎょくへいふうさん)

気虚タイプ。疲れやすい・免疫低下・体力不足を感じる方に適しています。

※これらの処方を組み合わせて服用いただく事もあります。
服用の際は漢方専門の薬剤師にご相談ください。

 

4.漢方薬でバルトリン腺膿瘍が予防・再発が防げた実例

38歳

6年前に初めてバルトリン腺膿瘍になり、その時は病院で切開をした。
その後おさまっていたが、2年前に再発して、それからは、数ヶ月おきに発症し、今まで5回切開をした。
子供を連れて、病院に何度も行くのがストレスの為、漢方薬で改善したいと、相談に来られた。

漢方薬服用から2週間で腫れが治まった。
その後半年経過するが、再発することはない。

 

29歳

2年前にバルトリン腺膿瘍を発症した。自壊後に病院で抗生剤を処方され、しばらく腫れも痛みも落ち着いていたが、今年になって再発。突然ピンポン玉くらいに大きく腫れ、耐えられないほどの痛みが生じた。
婦人科で切開し、造袋術を行ったが、その1週間後と、さらにその1週間後再発。そのたびに切開して、精神的にも身体的にも、負担になり、体質から改善したいとご相談に来られた。

漢方薬を服用して、翌日には、少し腫れもおさまり、良い感じがした。
服用から一か月経過で、再発することもなく落ち着いている。
今まで、1週間から10日で再発していたのが、漢方薬を服用し始めて、一度も再発していないのでとても喜んでいただいた。

5.バルトリン腺膿瘍の再発防止策のための生活習慣

陰部の清潔を保つために、入浴やシャワーで患部をきれいに優しく洗浄するようにしましょう。蒸れ対策として、通気性の良い下着をつけるようにしましょう。生理中はこまめにナプキンを取り替えるようにしましょう。
水分代謝を促す食事、豆類・きのこ類・温野菜などを積極的にとるようにしましょう。
疲労・睡眠不足は免疫力の低下につながります。充分な睡眠や休息をとるようにしましょう。
ストレスは免疫力や抵抗力の低下につながります。自律神経の安定のためにリラックスできる時間をとることをお勧めします。

 

6.漢方の注意点とおすすめの相談先

漢方薬を服用開始から早い方だと翌日から効果が出る方もいらっしゃいます。
特に痛みなどの炎症がある方は効果を実感するのが早い事が多いです。
漢方薬を効果的に服用するためには、症状や体質に合った漢方薬を服用することが大切です。
症状に変化があった場合は、処方を変更することも必要です。
漢方薬専門の薬剤師に相談し、自分に適した漢方薬を服用するようにしましょう。

 

7.まとめ

漢方薬は生薬から出来ているため副作用が少なく、長期間の服用も安心して服用いただけます。
バルトリン腺膿瘍は、切開して一時的に良くなっても、繰り返し発症する方が多い疾患です。
漢方薬は自宅で毎日服用することで、バルトリン腺膿瘍の改善ができます。
漢方薬で今ある症状を改善しながら、再発しない身体にしていく事が大切です。
遠方の方はお電話で、詳しく症状や体質、今までの経過をお伺いし、ご自宅に漢方薬を発送することもできます。相談しやすい女性薬剤師がおりますので、
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

 

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