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漢方薬なごみ堂|福岡

 

 

こんにちは。

65歳の女性の方から、舌痛症のご相談がありました。

舌痛症とは舌の表目に明らかな病変が無いのにもかかわらず、

舌がひりひりと痛く感じ、熱をもったり、乾いた感じがする、症状です。

40代から70代の女性に多く発症する病気です。

更年期の頃に発症する方も多いため、更年期障害の一つされて、気持ちの問題と片付けられてしまう事もあります。

この方も舌が痛く、特に夕方から寝る前までがひどく、午前中はあまり気にならないとの事です。

舌がひりひりと熱い感じがするので、氷を口に入れて、冷やすこともあるほどです。

唾液が泡のようになり、喉が渇き、食事が美味しくないので、食欲も落ちてしまったそうです。

舌痛症は中医学的に考えると、陰虚の状態です。陰虚とはわかりやすく言うと潤い不足です。

年齢が上がっていくと、身体のいろいろなところで潤いが減っていきまよね。

口の中も例外ではなく、潤い不足によって熱をもって、痛みが出てしまっています。

更年期の時期には女性ホルモンのエストロゲンが減少して潤いが減っていく為に、陰虚となります。

陰虚の改善には、補陰剤が基本になります。

また陰虚に伴い、イライラや不眠などの肝気鬱血の状態となっているため、

陰虚の改善の補陰剤と

肝気鬱血の改善の疏肝解鬱剤と、

熱や炎症の改善に清熱剤の漢方薬を服用いただきました。

一ケ月経過で、舌の痛みは全く無くなり、熱感もほとんど感じなくなり、氷を口に入れることもなくなりました。

食欲が出て、食事を美味しく食べれるようになったそうです。

不眠症の状態も以前より改善されて、眠れるようになったため、疲れにくくなりました。

実はこの方福岡市内にお住まいで、

数年前に肌あれで、なごみ堂で漢方薬を服用いただいていた方です。

肌荒れは改善されて、しばらくお会いしていなっかったのですが、

舌の痛みの症状がなかなか改善されず、悩んでいたら、

ご主人に、「なごみ堂さんに相談してみたら。」

と言われて、ご相談に来られたそうです。

嬉しいですね。

ご主人ナイスアシストです。

舌痛症でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

 

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