福岡で漢方薬を探すなら漢方なごみ堂【福岡市南区の漢方薬局】

menu

漢方薬なごみ堂|福岡

めまい・ふらつきの原因とは?病院で異常なしと言われた方へ|漢方で考える体質改善と対策

めまい・ふらつきで悩んでいませんか?

朝起き上がった瞬間に天井が回るような感覚に襲われたり、歩いているときに地面がフワフワと沈み込むような頼りなさを感じたりしたことはありませんか?
「いつまたあのふらつきが襲ってくるか分からない」という恐怖は、外出や仕事への意欲を奪い、日々の安心感を大きく揺るがします。
また不安を抱えて受診した病院で「検査の数値も画像も異常ありません」と告げられた事はないでしょうか。原因が分からないまま処方されたお薬を飲み続けても、すっきりとした変化を感じられないという方も多くいらっしゃいます。
周囲からは元気に見えるため、「ただの疲れ」「気のせい」と片付けられてしまいがちな、めまいやふらつき。しかし、あなたの身体が発しているSOSは決して気のせいではありません。現代の西洋医学的な検査だけでは捉えきれない不調の背景には、あなた自身の「体質の乱れ」が関係していることが多いのです。

めまい・ふらつきの主な原因とは?

めまいやふらつきを引き起こす要因は多岐にわたります。
耳や神経の疾患: 良性発作性頭位めまい症、メニエール病など
自律神経の乱れ・ストレス: 不安や緊張、過労による神経のアンバランス
ホルモン・血流の影響: 貧血、更年期に伴うホルモンバランスの変動
生活習慣: 慢性的な睡眠不足、過度な疲労
めまいの背景には脳や耳の病気が隠れている可能性もあります。強い頭痛や痺れ、呂律が回らないなどの症状がある場合は、まず医療機関(耳鼻科や脳神経外科など)を受診することをお勧めします。

 

病院で「異常なし」と言われるめまい・ふらつき

病院の画像検査や血液検査で異常が見つからない場合、その多くは自律神経の乱れ、疲労の蓄積、ストレス、冷え、そして個人の「体質」が複雑に絡み合っています。
西洋医学は「数値や画像で特定できる異常」の治療を得意とする一方、体質的な偏りや機能の低下による不調は見逃されがちです。漢方では、検査数値に表れない「なんとなく調子が悪い状態(未病)」に着目し、身体全体のバランスからめまいの根本原因を紐解いていきます。

 

漢方で考える「めまい・ふらつき」の原因

漢方医学では、人体を支える「気(エネルギー)・血(血液や栄養)・水(体液や水分代謝)」の巡りやバランスの乱れが、めまいを引き起こす根本原因と考えます。
さらに、突発性難聴や前庭神経炎などの耳の急な炎症や内耳トラブルが引き金となって起こるめまいも、漢方の視点で捉えることができます。

風熱(ふうねつ)・肝火(かんか)などの急激な炎症や
突発性難聴のように、ウイルス感染や強いストレス、過労などをきっかけに耳や自律神経系に急激な炎症や血行障害が起こる状態です。過剰な「熱」が上半身や耳まわりにこもり、内耳の機能を損ねて激しい回転性めまいや耳鳴り、ふらつきを引き起こします。炎症を鎮め、耳周囲のめぐりを速やかに回復させるアプローチが求められます。

水滞(すいたい)
体内の水分代謝が滞り、余分な水分(湿邪)が溜まった状態です。内耳に余分な水分が停滞すると「内リンパ水腫(むくみ)」が生じ、メニエール病に代表されるようなグルグル回るめまいや、フワフワと浮くようなふらつきの原因になります。

気虚(ききょ)
活動エネルギーである「気」が不足している状態です。内臓機能が落ちて全身にエネルギーを送り出せず、立ち上がるだけでクラッとしたり、疲れるとふらつきが悪化したりします。

血虚(けっきょ)
血液や栄養が不足している状態です。脳や耳への滋養が足りず、立ちくらみや貧血のようなめまい、慢性的な頭の重さを引き起こします。

瘀血(おけつ)
血流が滞っている状態です。微小血管のめぐりが悪化して耳や脳への酸素・栄養供給が滞り、頑固なめまいや肩こり、頭痛を伴います。

耳の炎症や急なトラブルであっても、その背景には「体内の熱」「水分の滞り」「血行不良」といった体質的な素因が関わっています。漢方では、炎症を和らげるだけでなく、根本にあるバランスの崩れを整えることで、めまいを繰り返さない体づくりを目指します。

 

めまい・ふらつきに用いられる代表的な漢方薬

漢方では、同じ「めまい」という症状でも、炎症の有無や水分の偏り、ストレスの度合いなど、一人ひとりの体質や原因に合わせて処方を使い分けます。

漢方薬名主な特徴・適したタイプ
柴苓湯(さいれいとう)突発性難聴やメニエール病など、耳の炎症・むくみ(水腫)を伴うめまいや耳閉感
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)神経の高ぶり・イライラ・不眠があり、胃腸の弱さやフワフワ感を伴うめまい
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)水分の偏りと気の突き上げによる、フワフワ感・立ちくらみ・動悸
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)胃腸が弱く冷えやすい方、頭重感や吐き気を伴うめまい
五苓散(ごれいさん)雨の日や気圧変化で悪化するめまい、むくみ・口渇を伴う水滞(水分の滞り)
加味逍遙散(かみしょうようさん)イライラや不安などストレスが多く、更年期症状やホットフラッシュを伴うめまい

※突発性難聴などの炎症が関わるケースでは早期の対応が特に重要です。また、漢方薬は個々の体質(証)の見極めによって選ぶ処方が大きく異なるため、自己判断での服用は避け、漢方の専門家にご相談ください。

【症例紹介】めまい・ふらつきが改善した事例

ご相談者: 50代女性(主婦)

主訴: 2年前から続くめまい。頭をうごかすと、めまいの症状がひどくなる。
病院の耳鼻科・脳神経外科では異常なし。病院から薬を処方されているが、あまり改善が見られない。特に雨の前や、台風の時はめまいがひどくなる。疲労感や手足の冷え、夜途中で目が覚める不眠にも悩まされていました。

見立てと処方: 胃腸の弱りによるエネルギー不足(気虚)と、水分代謝の低下(水滞)が重なっていると判断し、水分巡りを整え胃腸を元気にする漢方薬を処方。

経過: 服用開始から約1か月で、フワフワするめまいの頻度が半減。4か月後には朝の目覚めや冷えも改善し、日常生活に支障のない状態まで回復されました。
※改善のスピードや効果には体質・生活環境による個人差があります。

 

漢方薬とあわせて行いたい生活習慣の改善

めまいの早期回復と再発予防には、漢方薬の服用だけでなく日々の生活養生、特に毎日の「食習慣」の見直しが欠かせません。

◯体質に合わせた食材選び(食養生)

余分な水分を排出する食材(水滞タイプ): ハトムギ、小豆、黒豆、冬瓜、きゅうり、海藻類(ワカメ・昆布)。体内の巡りを促し、内耳のむくみ感を和らげます。

エネルギーと血を補う食材(気虚・血虚タイプ): 山芋、かぼちゃ、鶏肉、レバー、ほうれん草、クコの実、なつめ。胃腸を元気づけ、脳や耳へ届く滋養を補給します。

熱や炎症・イライラを鎮める食材(風熱・肝火タイプ): セロリ、春菊、トマト、緑茶、ミント。こもった熱を逃がし、自律神経の高ぶりを落ち着かせます。

控えたい飲食: 冷たい飲み物、生もの、脂っこい食事、白砂糖を多く使ったスイーツ、アルコール。これらは胃腸を冷やして弱らせ、体内に余分な「湿(水滞)」や「熱」を生む原因になります。

◯上手な水分補給
冷たい水の一気飲みは胃腸に負担をかけ、水滞を悪化させます。常温の水や白湯、ハトムギ茶などを、一口ずつこまめに飲むのが鉄則です。

◯質の良い睡眠と休養
自律神経の修復は睡眠中に行われます。就寝前のスマートフォンの使用を控え、日付が変わる前には布団に入りましょう。

◯体を冷やさない工夫
首・手首・足首の「3つの首」を温め、入浴時はシャワーで済ませず38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かり、血流を促します。
ストレスのコントロール 深呼吸や軽いストレッチを取り入れ、こまめに緊張を緩めましょう。

 

めまい・ふらつきでお悩みなら漢方相談をご利用ください

めまいやふらつきを根本から解消するために最も大切なのは、「何が原因でこの不調が起きているのか」を正しく見極め、その根本原因に合ったアプローチを行うことです。
当薬局の漢方相談では、丁寧なカウンセリング(問診)を通じて、お一人おひとりの体質と症状の背景をじっくり紐解いていきます。
「突発性難聴や耳の詰まり感から始まったのか」
「雨の日や台風など、天候・気圧の変化で悪化しやすいか」
「疲れが溜まった夕方にふらつくのか、朝起き抜けにクラッとするのか」
「胃腸の調子や睡眠、冷え・ストレスの状態はどう狂っているか」
こうした細かなサインを一つひとつ確認することで、耳まわりの炎症なのか、水分代謝の停滞(水滞)なのか、エネルギー不足(気虚)や自律神経の乱れなのかを的確に判断します。
原因が明確になれば、体質にぴったり合った漢方薬の服用と毎日の食養生を組み合わせることで、本来の健やかな日常を取り戻すことができます。
病院で「異常なし」と言われた方や、お薬を飲んでもすっきりしない方、現在通院中でお薬を服用されている方でも安心して併用・ご相談いただけます。
出口の見えないめまいに一人で悩み続ける必要はありません。まずは一度、あなたの現在のお身体の声をじっくりお聞かせください。

 

関連記事

お問い合わせ・ご相談無料0925548770

福岡市南区向野1-20-22
(高宮通り沿い南郵便局隣)

【 営業時間 】
平日 午前10時~午後7時
土日祝 午前10時~午後5時
(毎週水曜・木曜日定休)

まずはご相談ください。 無料のカウンセリングから承ります。
《電車でお越しのお客様へ》
●西鉄高宮駅より徒歩9分
●西鉄大橋駅より徒歩8分

《バスでお越しのお客様へ》
野間四つ角でお降りください(徒歩3分)

天神方面から
● 明治通り朝日会館前 10乗り場
51・52番系統
● 大丸前 4C乗り場
61・151・152・161番系統

博多方面から
● 郵便局近くB・C乗り場
64・66・67番系統