2Nov
約1年半前より子宮内膜症と子宮腺筋症のご相談で漢方薬を服用頂いていたお客様からの
改善の報告がありました。
年齢は20代後半とお若いのですが、子宮内膜症と子宮腺筋症の診断を受け、
生理痛や、生理前の痛みがひどく、さらには半年前位から、痛み止めも効かなくなってきているため、
日常生活に支障をきたし、子宮全摘手術を考えているとの事。
「まだお若いので、今後結婚や妊娠も可能性があるので
全摘手術はしない方がいいのではないですか?」
と提案したのですが、結婚は考えていないそうです。
ただ手術後の後遺症を考えると、できれば手術はしたくないとのお考えです。
ご相談に来られるお客様の中には
20代とか30代半ばまでは出会いがなくて、結婚を全く考えていなかったという方が
40歳前後に、素敵な方とご縁があってご結婚されるという方がとても多いので、
(結婚後すぐに妊活に入り、漢方相談に来られます(*^-^*))
若いうちから、結婚はしないから、子宮はとってしまおうと、決断してしまうのは
時期尚早ではないかと、思います。
多様性の時代、結婚や妊娠出産に関してはいろんな考え方がありますが、
手術でとってしまったらもとには戻せないですからね。
とにかく痛みをどうにかしてほしい、という事でしたので、漢方薬は活血剤や破血剤を服用いただきました。
漢方薬服用開始から1か月で、生理痛はかなり軽くなりました。
その後、痛みは少しずつ軽くなり、漢方薬を服用から1年経過したころはほとんど痛みは感じなくなっていました。
そして、服用から1年半後に病院で検査したところ、子宮の後方の厚みが21ミリから14ミリに改善されて、標準値になっていて
子宮腺筋症は改善されているので手術はしなくても良いと、医師からはいわれたそうです。
一時は子宮全摘も考えられ、痛みがひどかった状態から、約1年半漢方薬を頑張って飲み続けて、
子宮が良い状態に回復されて本当に良かったです。
子宮筋腫や、子宮内膜症、子宮腺筋症などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。